フコイダンの効果を高める秘訣【7選】

フコイダンの原料とは?産地・収穫から製品になるまで【徹底解説】

フコイダンの原料とは?産地・収穫から製品になるまで【徹底解説】

フコイダンの原料はどのように収穫から製品になってわたしたちの手に届くのでしょうか。
原料や産地の違い、収穫からフコイダンが製品になるまでの過程は、良いフコイダン選びに欠かせない要素です。
この記事ではフコイダンの原料について分かりやすく解説します。

当サイト「南太平洋からの贈り物」ではフコイダンを正しく理解して高品質なフコイダンを選ぶための情報をやさしく解説しています。
オンラインショップはトンガ王国産フコイダンの専門店になります。

フコイダンの原料とは?産地・収穫から製品になるまで【徹底解説】

良いフコイダンの定義を分かりやすくすると「原料の収穫から成分抽出に至る工程が明確で、こだわりを持って製品にされたもの」です。

購入者の立場からみてフコイダン選びは難しいです。
良いフコイダンの答えは総合的に判断してはじめて分かるものです。
順を追って解説していきます。

フコイダンの原料

フコイダンの原料は「褐藻類の海藻」です。
モズク、ワカメ、コンブ、メカブ、ひじき、ホンダワラなどです。
これらのどの海藻にもフコイダンは含まれていますが、含有量はそれぞれ違います。

フコイダン含有量がもっとも多いのはモズクです。
とりわけトンガ王国産の天然モズクにフコイダンが一番多く含まれています。

現在、流通しているフコイダンの原料は主に3つです。

フコイダン原料の例
トンガ王国産天然モズク由来
国産オキナワモズク由来
ワカメ、コンブ由来

トンガ王国産天然モズク由来

南太平洋に浮かぶ島、トンガ王国産です。
世界でも有数の綺麗な海なので、水質汚染が少なく有害物質などの検出がありません。
フコイダン含有量は群を抜きオキナワモズクより約2~3倍ほど多く、ワカメやコンブより約5倍ほど多く含みます。

国産オキナワモズク由来

日本国内で流通しているほとんどはこのオキナワモズクです。
スーパーなどで購入できるので馴染みある食材と言えます。
トンガ王国産より少なめですがモズクは元々フコイダン含有量が多いです。
モズクは藻に根を張る性質があるため、岩などに根を張る海藻に比べて有害物質の検出量は少ないのです。

ワカメ、メカブ、コンブ由来

これらの海藻は元々フコイダン含有量は少ないですが、比較的どこでも入手できる豊富な原料です。
ただしヨード(ヨウ素)が多く含まれている海藻なので、ヨード(ヨウ素)制限のある人は摂取量の注意やヨード除去に関する情報を明確にしましょう。
ワカメ・コンブは身体を固定するために岩など根を張る褐藻類なので、ヒ素など有害物質が含まれやすいと言われています。

原料でモズク由来をオススメする詳しい解説はこちらをご覧下さい。
フコイダン配合サプリ、モズク由来をおすすめする理由【原料比較】

フコイダンの産地のこと

フコイダンが一番多く含まれてる原料はトンガ王国産モズクですが、その理由を探ってみましょう。
モズクの生育環境に最適である理由をまとめます。

トンガ王国の特徴
ミネラルが豊富
水質汚染が少ない
世界的に綺麗な海域

トンガ海溝は水深10,000mを超える、世界で2番目に深い海で知られています。
この海域は水質がとても綺麗です。
トンガ海溝から湧き上がる海洋深層水はミネラルが豊富です。
遥かかなた南極からの汚染されていない海流が、トンガ海溝にあたって湧き上がっているのです。

珊瑚礁が美しい海が広がるトンガ王国。
この海域では重金属類など有害物質の検出がありません。
それは戦争の歴史がない等の理由から、昔から海が汚染されていないという貴重な自然環境が今も残っています。
本来、海藻はヒ素や鉛などの重金属を濃縮・蓄積する性質があります。
トンガ王国のような条件下で育ったモズクは安全性が高く、豊富なミネラルを蓄えているのです。

手つかずの自然環境は美しい反面、強い紫外線や激しい潮流など逆に厳しい条件でもあります。
これがフコイダンの持つ特性を活性化させていると言えます。
トンガ王国に自生する天然モズクがフコイダン成分を多く含む希少種とされている理由です。

産地でトンガ王国産をオススメする詳しい解説はこちらをご覧下さい。
トンガ王国産モズクのフコイダンサプリがおすすめな理由【産地解説】

収穫から製品になるまで

モズクなどの海藻を収穫してフコイダンが製品化されるまでメーカーによってさまざまです。
一例として当サイトで取り扱うメーカーの流れをご紹介します。

フコイダン抽出フロー
  1. ダイバーによる間引的入手収穫法
  2. トンガ工場にて、脱水・殺菌処理
  3. 輸入
  4. 抽出・精製処理(堺港工場にて)
  5. 製品
  6. 品質管理部にて、一次審査
  7. 第三機関にて、二次委託検査
  8. 出荷

購入者の目線でもっとも注目すべきは抽出・精製処理 です。
フコイダンを構成する分子構造が保たれた状態で、かつ高純度の成分として確立するための重要ポイントです。

抽出・精製の目安となる規格値
フコイダンが破壊されていない状態 = 硫酸基の結合含量「13%」
フコイダンが高純度で含有した状態 = 精製純度「85%」

成分に関する詳しい解説はこちらをご覧下さい。
フコイダンの成分とは?これは覚えておくべき3つの条件【成分解説】

良いフコイダン選びで大切なこと【まとめ】

良いフコイダンの定義は「原料の収穫から成分抽出に至る工程が明確で、こだわりを持って製品にされたもの」ですが、実際に製品に関する情報を他社と比較して見分けるのは難しいです。
そのため正しい知識を持ってからフコイダン選びをすることをお勧めしています。

原料の違いでフコイダンの含有量が違っても、フコイダンの抽出・精製処理によって品質は変わってきます。
ですので、トンガ王国産の天然モズク由来のフコイダンと銘打ってあっても、数値として信頼できる情報は不可欠です。
どんなフコイダンの原料であっても正確な情報が大切であることを覚えておいて下さい。

今回は以上になります。

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