フコイダンの効果を高める秘訣【7選】

フコイダンは癌に効かない?西洋医学からみた理由【やさしい解説①】

from nature of Tonga

「西洋医学」の視点からみたフコイダンについて解説します。
フコイダンにはたくさんの効果効能が認められていますが、科学的にわかっていることを冷静に理解する必要性があります。
情報が混乱しやすいアポトーシス作用についても解説しています。

生活習慣病の改善や予防、癌のような難病治療にフコイダンの併用を考える方にやさしく解説します。

なぜフコイダンは癌に効果的なのか理由を解説【3つの治療法まとめ】
「西洋医学・代替医療・統合医療」のまとめ記事はこちらです。
フコイダンの効果効能について正しく理解するための情報一覧です。

フコイダンは癌に効かない?西洋医学からみた理由【やさしい解説①】

サプリメントで摂取するフコイダンは健康食品であるため「代替医療」の分野に含まれます。
つまりフコイダンは西洋医学として科学的な有効性は認められていません。
フコイダンが癌に効かないとされる根拠はここにあり、まずは科学的な見解を理解することは大切です。

西洋医学からみた最善は標準治療

現代の主流となる医療とは? 西洋医学 =「標準治療」です。
そして癌に万能な治療法は、西洋医学的にも現在のところ存在していません。

癌の一般的な治療 =「標準治療」 科学的根拠に基づいた治療のこと
(最先端の治療とは 開発中の試験的な治療のことで効果が証明されれば標準治療に入る)

その① 手術

外科手術のことで、癌を外科的に切除する治療。

その② 薬物療法

抗がん剤治療など、薬物を使ってがん細胞の増殖を抑える治療(正常な細胞にも影響を及ぼす懸念)

その③ 放射線治療

放射線を照射することによって、がん細胞の増殖を抑える治療。

そのほか 免疫療法

本来持っている免疫力を回復させてがんを治療する方法で、基本的には「代替医療」に分類される。
第4の治療法として近年注目されているが、ほとんどの免疫療法では治療効果は証明されていない。

がんの治療は、技術の進歩や医学研究の成果とともに変化します。
現時点で得られている科学的な根拠に基づいた最もよい治療のことを「標準治療」といいます。
標準治療は、手術、薬物療法、放射線治療をそれぞれ単独で、あるいはいくつかを組み合わせた方法で行われます。
ほとんどの種類のがんにおいて、手術、薬物療法、放射線治療以外の方法
(免疫療法や温熱療法、代替療法[健康食品やサプリメント]など)は、科学的に有効性が確認されていません。
多くの場合は「標準治療」を受けることが、最もよい選択です。
出典:「国立がん研究センターがん情報サービス」

アポトーシス作用のこと

フコイダンには様々な効果効能が認められていますが、インターネット上で検索すると癌に対して有効な情報が記載されていることがあります。
これはフコイダンが、がん細胞に働きかけて自然死に導くアポトーシス作用を持つと注目された時期の情報が混在していると考えられます。
現在はアポトーシス作用は認められていません。

アポトーシス

これは人間が健康な身体で生きるための正常な作用のことで遺伝子(DNA)レベルのお話です。
細胞は、固体をより良い状態に保つために細胞内部であらかじめ決められたプログラムに従って自然死します。
それを「アポトーシス」と言います。

60兆個といわれる細胞によって成り立つ人間の身体の中では、常に新陳代謝によって新しい細胞と古い細胞が入れ替わっています。
健康な身体を維持するために正常な細胞であっても「アポトーシス」によって細胞自ら自然死しているのです。

アポトーシスとは
アポトーシス = 細胞の自然死 (遺伝子のプログラムに沿っている) = 健康な身体を維持
・おたまじゃくしの尻尾のように成長過程でなくなるもの
・生理的にコントロールされた細胞の自然死

がん、腫瘍細胞のアポトーシスを誘導するとして注目を集めた内容とは

がん細胞やウイルス感染細胞などは、人間の身体にとって生命を脅かす危険な細胞です。
フコイダンにはがん細胞に選択的に働きかけて、がん細胞を自然死に導くアポトーシス作用を持つことが発表されて注目された経緯があります。
後に、アポトーシスを誘導する成分はフコイダンにはなく別の成分「フコキサンチン」にあることが明らかにされました。

危険な細胞とは = がん細胞 = 異常な状態 (アポトーシスが作用しない状態)
・正常な状態=アポトーシスによって腫瘍の成長が未然に防止されている
・異常な状態=アポトーシスが作用しないため、がん細胞や腫瘍細胞が増殖(自然死せずに繁栄してしまう)
フコイダンの歴史(癌に効く説のきっかけ)
1913年、スウェーデンの学者kylinによって発見
褐藻類のフコイダンは、フコース・キシロース・ガラクトース・ウロン酸等(褐藻によってはマンノースも含む)で構成
1996年、第55回日本癌学会において、フコイダンにはがん細胞を自然死に導くアポトーシス作用を持つことが発表されて、一躍脚光を浴びる
※がん細胞の遺伝子に働きかけて分裂・増殖をストップさせ自然に死んでしまう

アポトーシス作用もなく、科学的にも効果を認められていないフコイダンの効能とは?

科学的な根拠がないとしてフコイダンにまったく効果がないという情報も正しくありません。
フコイダンは生活習慣病予防と改善に効果を認められており「代替医療」として癌治療に役立つと考えられているからです。
第4の治療法とされる免疫療法は「代替医療」に分類されます。
西洋医学「標準治療」は癌の治療に最善策とされていますが、これと併用する形で取り組む「代替医療」が注目されています。
その理由は、副作用などの弊害が懸念される西洋医学の様々な問題や限界が明らかになっているからです。

フコイダンの癌に対する効果効能を考えるうえで大切なこと

一般の人にとってフコイダンにどのくらいの効果を期待して良いのかを判断することは極めて難しい問題です。
とくに癌のような難病と向き合い西洋医学ではない治療法として代替医療を視野に入れようと考える際にも、まずは科学的な見解を理解することは大切だと言えます。

次の記事ではフコイダンが健康食品として分類される「代替医療」について、正しく理解するための情報を整理しました。

フコイダンは癌に効果あり?代替医療からみた理由【やさしい解説②】