フコイダンの効果を高める秘訣【7選】

フコイダン配合サプリ、モズク由来をおすすめする理由【原料比較】

フコイダン配合サプリ、モズク由来をおすすめする理由【原料比較】

フコイダン配合サプリを選ぶときの判断材料として「成分・産地・原料」を順に解説しています。
この章では「原料」について解説します。

フコイダン製品を選ぶのが難しいと感じている一般の人のために、判断基準がブレやすい要因を紐解きながらやさしく解説しています。

フコイダン配合サプリ、モズク由来をおすすめする理由【原料比較】

フコイダンという成分はモズクに含まれる量が最も多いという点が1つめの理由です。

トンガ王国産モズクのフコイダンがおすすめな理由

2つめは安全性が高いという理由です。
(安全性については④で解説しています)
④フコイダン配合サプリ、モズク由来をおすすめする理由2【安全性】
原料によって異なるフコイダン含有量などについて話を進めていきます。

モズクに含まれるフコイダンの量が最も多い

フコイダンは褐藻類であるモズク、ワカメ、コンブなどに含まれています。
あのネバネバ、ヌメリのある成分が特徴ですね。
とりわけトンガ王国産天然モズクにフコイダンが一番多く含まれています。

褐藻類(かっそうるい)とは
モズク、ワカメ、コンブ、メカブ、ヒジキ、ホンダワラなど
クロロフィル(葉緑素)、フコキサンチン(褐藻素)という赤褐色の色素が多く含まれた海藻のこと

トンガ王国産天然モズク>沖縄産モズク>ワカメ・コンブの割合

フコイダンの原料となる選択肢は主に3つあります。

トンガ王国産天然モズク由来
国産オキナワモズク由来
ワカメ、コンブ由来

トンガ王国産天然モズク由来

ワカメやコンブより約5倍ほど多く含んでいいます。
オキナワモズクより約2~3倍ほど多く含んでいます。
最大の魅力は世界でも有数の綺麗な海が天然モズクの生育環境である、という点です。
(②で解説しています)
②トンガ王国産モズクのフコイダンサプリがおすすめな理由【産地解説】
そもそも原料となるモズクそのものにフコイダン含有量が多く、水質汚染が少ない海域で育っているので有害物質などの検出がありません。
モズクはそのまま食べても栄養価が高く、トンガ王国産は他の原料よりも2~5倍も多いという点が大きなポイントです。

国産オキナワモズク由来

日本国内で流通しているほとんどはこのオキナワモズクです。
スーパーなどで購入できる定番商品なので馴染み深い原料と言えます。
同じモズクでもトンガ王国産天然モズクよりフコイダン含有量は少なくなります。
しかし規格に厳密な日本産で、水質も極めて良好な環境で生育されているオキナワモズクであれば、フコイダンの成分を抽出する原料としてはトンガ王国産に引けを取らないポテンシャルを持ち合わせています。
確かな品質と成分量を持ち合わせた製品であれば選択肢として十分な魅力があります。

ワカメ、メカブ、コンブ由来

これらの原料は元々フコイダンの含有量は少ないです。
どこでも入手できる原料でもあり、製品化も数多くされています。
この原料の注意点としてはモズクと比べるとヨード(ヨウ素)が多く含まれている点です。
ヨード(ヨウ素)の弊害がある人にとってはリスクとなるので摂取量を控えるなど対応が必要になる場合もあります。
その意味で、品質管理を徹底しているメーカーの製品を選ぶべきです。
(※ヨード(ヨウ素)については④安全性で解説)

モズクとワカメコンブの違い

モズクは藻に根を張る褐藻類で、有害物質の検出量が極めて少ないです。
ワカメ・コンブはからだを固定するために岩など根を張る褐藻類で、モズクよりヒ素など有害物質が含まれやすいのが特徴です。
体内で蓄積されると健康障害の懸念があるため、ワカメやコンブ由来の製品を選ぶ場合はそういった有害物質を除去しているかが見極めるポイントの一つとなります。

モズク
日本で食用=オキナワモズク
モズク天然=ヤツマタモク、マメタワラ、エンドウモク=3種類のホンダワラ類にだけ着生して繁茂すると言われる(稀にサンゴにも着生)
繁茂する理由=海藻の表面の微細な構造がモズク着生に適しているためと考えられている

原料でフコイダンを選ぶときに大切なこと

ここでフコイダン製品に共通する認識をおさらいします。
「硫酸基の結合含量13%を形成したフコイダンの精製純度が85%以上であること」
その上で、フコイダンが成分量として製品にどのくらい含有されているのか?という判断基準を再認識してください。
(①で解説しています)
①フコイダンサプリの効果に必要な2つの理由【超重要!成分徹底解説】
このフコイダンの原理原則に変わりはなく、同一条件である場合に限り原料が違ってもフコイダンとしての価値は同等と言えます。

翻っていうとモズク由来でもワカメやコンブ由来でも、原料が違ってもフコイダンとしての成分に違いはない、とも言えます。
ではフコイダンの「質」としての違いが発生する大きな要因とは?
原理原則を確立させるための抽出工程にあり、製品化されたときのフコイダン含有量が最重要ということに変わりはありません。

モズク由来をおすすめする理由

モズク由来は他の原料よりフコイダン含有量が多い。
そしてトンガ王国産天然モズクはさらにフコイダンが多くて生育環境が極めて良い。
原料に着目した場合のポテンシャルの高さ。
これがモズク由来をおすすめしている理由です。

今回は主に原料比較による違いを明確にするために解説しました。
次の章では「安全性」について解説していきます。
(④へ続く)
④フコイダン配合サプリ、モズク由来をおすすめする理由2【安全性】

⑥フコイダンとは?理解を深めながらサプリの効果を高める方法【7選】