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アカモクを美味しく食べる方法10選【食べ方まとめ】

アカモクを美味しく食べる方法10選【食べ方まとめ】

ミネラル豊富なスーパーフードの海藻「アカモク」を美味しく食べる方法をまとめました。
北海道から鹿児島まで日本各地の沿岸に広く分布している海藻のアカモクの栄養を摂りつつ美味しく食べたい人はご覧ください。

アカモクを美味しく食べる方法10選【食べ方まとめ】

アカモクが育つミネラル豊富な日本の海
どこでも見かけるような海藻のアカモクがスーパーフードと呼ばれるほどの良質な食材として知られたことで日本各地に広がりました。
そんなアカモク、地域によっては昔から食習慣が根付いていました。
アカモクを食べるなら、特徴的な強い粘り気とシャキシャキとした食感を活かした食べ方がオススメです。

※ここでご紹介する食べ方は、実際に美味しい方法とこれから試す価値がありそうな方法を厳選しています。

素材としての特徴

ミネラル豊富なアカモクはモズクやメカブ同様にネバネバとした粘りがあります。

  • 旬は冬から春。若い柔らかい時期で成熟したとき。(地域差有り)
  • 湯通ししてきざむと粘りが強くなってシャキシャキとした歯ごたえ
  • つるっとした食感
  • 海藻でもクセがなく食べやすい
  • 成長がすすんだアカモクは硬くて渋味が出てしまう
  • 味は極めて良質
  • ほかの海藻類に引けを取らず美味
  • 加工品の数も多い

湯通ししてポン酢などの調味料をかけて食べたり味噌汁の具など、様々な料理との相性も良いです。

シャキシャキとした歯ごたえのある食感を味わう食べ方

ゆでる(塩ゆで)

ゆでる>冷水などであら熱を取る>たたいてネバリを出す
生醤油にすだちなど柑橘類を合わせたり、ポン酢でも良い。
お好みで七味唐辛子や柚胡椒など効かせても良い。
白いご飯、麦ご飯、雑穀米などの上にのせて食べれば、昔から食習慣が根付いていた秋田県や新潟県の郷土食のように味わえる。
その際はネギやかつお節をかけると味わいが豊かになる。

酢の物

>お酢やポン酢で和える
手間でなければ三杯酢(お酢に醤油・塩のほか砂糖またはみりん)
またはポン酢と醤油でお好みの味にしても良い。

とろろ/納豆

とろろと納豆はどちらも個性的ですが、様々な料理との相性の良さも知られているようにアカモクにも最適。

冷や奴/湯豆腐

冷や奴:ネギ+醤油+アカモク(お好みで七味唐辛子や生姜)
湯豆腐:唐辛子+醤油+アカモク

マヨネーズで和える

アカモク+マヨネーズ+醤油(お好みで七味唐辛子や薬味など)
スルメを食べるときなどよく見かけるこの組み合わせはちょっとしたおつまみに。

いつもの料理にアレンジして加える食べ方

味噌汁

味噌汁にアカモクを適量。海藻の入った味噌汁は好みが分かれそうですが、とろっとした食感がクセになる。

天ぷら(揚げ物)

揚げ物が得意ならチャレンジしたいアカモクの天ぷら。サクっとろっ!?

マグロ丼

マグロ丼にはとろろや納豆がよく合いますが、まな板で叩いたアカモクをのせても美味。
海鮮丼らしくお好みでわさび、生姜、海苔などが合います。

たまご焼き

卵料理が好きならフライパンで卵焼き、出し巻き卵にアカモクを加えても良い感じ。

そば

ざるそばのお供に。とろっとしたそばつゆで食べても良い。

アカモクを食べる前に

たべて美味しい栄養満点のアカモク。ほんの少し注意点です。
よく耳にする「ヒ素」や「ヨード(ヨウ素)」について触れておきます。

生のアカモクの場合は「ヒ素」に注意!

ひじきに代表される海藻には「ヒ素」が含まれています。
アカモクも例外ではないので生食は控えるべきです。
とはいえ美味しく食べるためにも下処理はしてある方が安心です。
なお、下処理済みのアカモクの場合はすぐに食べることが出来ます。

ヒ素とは?

自然界に存在するもので海藻に多く含まれている
ヒ素を減らすにはゆでると良い「ゆでこぼし」という。
ゆでる>水に浸す>ゆでる>水洗
(ヒ素はゆでることで除去できる)

ヨード(ヨウ素)に注意?

アカモクの摂取目安が一日30gくらいとされているのはヨード(ヨウ素)が多く含まれているからです。
人間の必須ミネラル栄養素は16種類あって、甲状腺ホルモンの元となる「ヨウ素」も含まれている大事な栄養素です。
しかし過剰摂取は控えるべきで、とくにヨード(ヨウ素)制限のある人は摂取量を注意する必要性があるのです。

必須ミネラル栄養素16種とは
カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、
硫黄、クロム、塩素、セレン、モリブデン、コバルト

※アカモクはカルシウム、カリウム、鉄を豊富に含む!しかもナトリウムは少なく減塩効果!

生アカモクの下処理の方法

  1. 全体を水洗>もみ洗いして泥やゴミを洗い流す
  2. 葉を取り出す。茎は固くて口当たりが悪い。葉の先端から根元に向ってしごいて取り除く。
  3. 取り出した葉を水洗>取りきれていないゴミを洗い流す
  4. お湯でゆがく(数十秒程度)アカモクは色が茶色から緑色に変わる。
  5. 流水で冷やす。だんだんネバネバしてくる。
  6. 水切りして保存する(ラップや保存容器)

保存方法

アカモクは、熱処理後ならラップしたお皿や簡易パックなどに入れて、
冷蔵:2~3日程
冷凍:長期保存

食べて美味しいアカモク

さまざま食べ方があって日常的にも手軽なアカモクをご紹介しました。 加工品や名産品(乾燥あかもく、佃煮、松島漬け、湯通しアカモクなど)もあって美味しい食べ方を見つけてみて下さい。
また、効率的に栄養素を摂取したい方は健康食品としてサプリメントもオススメです。

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