フコイダンの効果を高める秘訣【7選】

アカモクの栄養素を効果的に摂取するための方法【効率的な食べ方】

アカモクの栄養素を効果的に摂取するための方法【効率的な食べ方】

アカモクは栄養価の高い海藻でスーパーフードとして認識されています。
中でも注目度の高い成分「フコイダン」と「フコキサンチン」ですが、アカモクやモズクといった海藻を食べるだけで簡単に栄養を摂取できるのでしょうか?
この記事はアカモクの栄養素を期待して食べるときに知っておくべき情報をまとめた内容となっています。

アカモクを、どのように食べれば効果を上げられるのか?
効率よく栄養を摂取するための方法とは?
といった疑問に答えていきます。

アカモクの栄養素を効果的に摂取するための方法【効率的な食べ方】

希少成分を含むアカモク
希少な天然成分「フコイダン」と「フコキサンチン」は食べるだけでも効果はあるのか?

答え=効果はあるけど条件あり。です。

結論として「フコイダン」「フコキサンチン」に限っては、たくさんの海藻を食べて栄養を摂るよりサプリメントなどの健康食品をオススメします。

アカモクとモズクを例に解説します。

食べても微量しか摂れないため効果はあまり期待できない

ミネラル豊富なアカモクやモズクは、食べるだけでも栄養価が高くて美味しい海藻です。
しかし目的が健康志向であったり、とくに病気の予防・治療を目的にフコイダンやフコキサンチンを摂取しようとする場合は、その成分量を考える必要性があります。
つまり身体にとって必要な成分量は、海藻を食べることだけで摂ろうとすると大量のアカモクやモズクを食べ続けなければならず、非現実的であるということです。

フコイダンやフコキサンチン
本来のチカラを発揮させるために必要なアカモクやモズクの量とは?=約1~2kg
(スーパーなどで買えるアカモクやモズクを数十パック以上食べる必要があるということ)

食べ過ぎれば栄養のバランスが偏ってしまったり、塩分の過剰摂取などにもつながってしまいます。
さらに大きな問題として、アカモクやモズクをたくさん食べたとしても人間の身体には海藻を分解する酵素を持ち合わせていません。
そのためフコイダンなどは体内に消化吸収されずに、ほとんどが体外に排出されてしまいます。
一般的にはフコイダンやフコキサンチンは健康食品であるサプリメントなどから摂取することが効果的だと考えられています。

MEMO
  • フコイダンの中にわずかに含まれるフコキサンチン
  • ほとんど吸収されないまま体外へ排出される

サプリメントなら栄養素をそれぞれ摂取できる

アカモクを食卓に並べて海藻として食べても「フコイダン」と「フコキサンチン」の摂取はそれほど期待できない。。
なぜサプリメントなら良いのか、といった疑問を順番に紐解いていきます。

  • 2つの成分は抽出方法が全く異なる = 海藻から成分として取り出す作業(抽出)が全く違う
  • 抽出されたフコイダンの中にはフコキサンチンが含まれない
  • サプリならフコイダンとフコキサンチンそれぞれ摂取できる
  • 海藻のときは同じところに含まれているから混同しやすい
  • 別ものとしてなら摂取できる認識を持つべき

上記のようにサプリメントなら効果を期待できます。
その際は製品に含まれる「成分の量=含有量」がとても重要になります。
製品化されたフコイダンやフコキサンチンの含有量はメーカーによって差が大きく、そして見分けが難しいのが現状です。
言いかえれば、メーカーが明示する成分の含有量が正しければ高い効果を期待できるということです。

成分量のめやす

フコイダンとフコキサンチンは同じような成分として誤った認識をもってしまう情報が溢れています。
それは研究過程においてフコイダンの効果効能の一部がフコキサンチンにあるという事実が判明したことや、もともと海藻のときは同じところに含まれている栄養素であることが一因といえます。
つまり難しい研究レベルの話なので勘違いしやすいので、フコイダンとフコキサンチンはそれぞれ別で理解を深めた方が良いといえます。

性質
フコイダン(フコースや硫酸基) 水溶性 水分に溶かして抽出 1970代から研究
フコキサンチン(カロテノイド) 脂溶性 脂質に溶かして抽出 1990代から研究
原材料となる海藻に微量しか含まない
フコイダン ~1% 程度 →水分に溶かして抽出
フコキサンチン ~0.01% 程度 →脂質に溶かして抽出
摂取量の目安(想定する例)
フコイダン = ~3g (~3000mg)
フコキサンチン = ~0.03g (~30mg)

サプリメントでフコイダン製品やフコキサンチン製品を選ぶ際の参考にして下さい。
とくに重要なポイントは成分の含有量です。

フコイダンとフコキサンチンを効果的に摂取するうえで大切なこと

本気でこの超希少成分を効率的に摂取するならサプリメントしかない!という主張はある意味で正しいです。
そこでフコイダン製品やフコキサンチン製品を探す際の注意点をまとめておきます。

サプリを選ぶときに覚えておきたいこと
  • 成分の含有量がメーカーによって大きく違う
  • しかも判断しにくい
  • 西洋医学的に効果は認められていない
  • フコキサンチンは製品化が難しい成分

フコイダンについては、正しい判断基準があれば効率的に摂取できるサプリメントを探すことができます。
しかしフコキサンチンは抽出した後の不安定さが原因で製品化が難しい成分とされています。
つまり実用化にはハードルの高い成分なのです。
高濃度のフコキサンチン製品が存在していても、その効果は未知数であるといわざるを得ない状況だと認識しておいた方が無難で、成分の含有量については精査する必要性があります。

しかしながら機能性の高いフコキサンチンに寄せられる期待値は高いことも事実です。
安定した高濃度フコキサンチンを含有する製品が待たれるといえます。

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