フコイダンの効果を高める秘訣【7選】

フコイダンサプリの効果に必要な2つの理由【超重要!成分徹底解説】

フコイダンサプリの効果に必要な2つの理由【超重要!成分徹底解説】

フコイダン配合サプリの製品選びが一般の人にとって難しい原因は一つです。
それは「判断基準がブレやすい」ということです。
魅力的で効果がありそうな商品の宣伝がその一因であることも確かなのですが
それ以前に「フコイダン」という成分の理解不足が最大の原因と言っても過言ではありません。
どの製品を購入するか迷う前に、必要最低限の知識を身につけるべきです。
判断基準が明確になると、ご自分のライフスタイルに合ったフコイダン製品を選ぶことに繋がります。

フコイダンサプリの効果に必要な2つの理由【超重要!成分徹底解説】

フコイダン配合サプリを選ぶ際に最も重要な2つの理由とは?
結論として、成分上の最高な条件とは
「硫酸基の結合含量13%を形成したフコイダンの精製純度が85%以上であること」
です。
その上で、フコイダンが成分量として製品にどのくらい含有されているのか?ということです。

超重要な2つの理由

まずは順を追ってフコイダンの理解を深めるとわかりやすいです。
ここでは「硫酸基」と「精製純度」の重要性についてやさしく解説します。
成分レベルの話ですが、なにを差し置いてもまずはこの2点をおさえる必要性があります。

「硫酸基の結合含量13%」

とりわけ優先度の高い項目のひとつ「硫酸基」です。「リュウサンキ」と読みます。
以下はフコイダンの原料となるトンガ王国産モズクを例に解説します。

(尚、原料については③の記事で解説しています)
③フコイダン配合サプリ、モズク由来をおすすめする理由【原料比較】

原料となるモズクからフコイダンを抽出する際、そのフコイダンが成分として正常に保たれている必要性があります。
つまりフコイダンの特性を十分に発揮できる状態であることに重要な意味を持っているということです。
その重要な役割を担っているのが「硫酸基」です。
トンガ王国産の天然モズクの場合、フコイダンを抽出する前は、13%~20%の硫酸基を含有しており、それを外さないことがポイントになります。
そしてフコイダンを抽出した後、13%以上の硫酸基を形成していることがフコイダンの特性を活かした製品づくりに欠かせない要素となります。
これが「硫酸基の結合含量13%」の重要性の理由です。
基本的に、硫酸基に関しては13%以上であればその効果は同じです。
そして原料がオキナワモズクでもワカメ、コンブ由来でも「硫酸基の結合含量13%」は共通する条件であることを認識してください。
フコイダン抽出過程で成分が破壊されていないこと、これが良質なフコイダンである1つめの理由です。

フコイダンは多糖類の構造
  • フコース
  • キシロース
  • ガラクトース
  • ウロン酸
  • マンノース(褐藻による)

フコイダン=ひとつひとつの糖、単糖分子が結合された状態「硫酸基13%~20%」であること。
つまり結合された分子構造が破壊されていないこと=「硫酸基13%以上」の結合含量を形成しているべき理由です。
フコイダンの条件を十分に発揮できる条件(硫酸化フコースの割合)こそ製品づくりに欠かせない要素です。

モズク>ヌメリ成分>フコイダン>硫酸化多糖類の一種>粘質多糖体(食物繊維の一種)

「精製純度85%以上」の高純度

抽出した成分量に対するフコイダンの含有量のことです。
ここでもトンガ王国産天然モズクを例に解説します。
モズクから抽出した中にフコイダンがどのくらい含まれているのか?
これが「高純度85%以上」 いわゆる「精製純度」です。
精製純度はフコイダンの「質」そのものと考えてください。
抽出方法はメーカー各社、独自の製法により異なるものの「精製純度」が具体的に示されていることが重要です。
前途した硫酸基の結合含量13%を形成したフコイダンが純度として85%以上含有されていること。
これが2つめの良質なフコイダンである条件です。

以上が「硫酸基」と「精製純度」が良質なフコイダンである条件として超重要な理由です。
成分の分析値のほか重金属やヒ素について規格値を設けて明記されていると判断材料として安心できるはずです。

フコイダンにそもそも期待していること

それは自己修復機能、乾燥を防ぐ働きなどです。
原料となるモズク、ワカメ、コンブ、メカブなどの褐藻類に共通するネバネバ、ヌメリをヌメリ成分と言います。
このヌメリ成分にフコイダンが含まれています。
とりわけトンガ王国産天然モズクに多く含んでいるフコイダン。
(トンガ王国産モズク>国産モズク>ワカメ・コンブ、メカブという具合)
フコイダン抽出過程で破壊(遊離)されやすい「硫酸基」
その結合含量を「13%以上」を保証することはメーカー各社にとって大きなセールスポイントと言えます。

フコイダン=モズク本来自らを守るために分泌している成分です。

外敵から身を守るバリア機能と自然治癒力
  • 保湿、保水機能=乾燥から身を守る
  • 抗酸化作用=紫外線から身を守るため
  • 自己修復機能 = ダメージを受けた組織を正常に戻す

(尚、フコイダンの特性については②で解説しています)
②トンガ王国産モズクのフコイダンサプリがおすすめな理由【産地解説】

フコイダンサプリの効果を得る上で大切なこと

「硫酸基」と「精製純度」を理解したところでさっそく製品を選びたいところですが、実際に気になる製品の案内や各社ホームページをみると戸惑うことが多いかもしれません。
すべてサイトや商品説明でわかりやすく記述されているとは言えないのが実状です。
「硫酸基の結合含量」も「精製純度」も各社しのぎを削ように独自の製法でフコイダンを抽出しています。
しかし結論としては、フコイダンの質は製品によってかなりの差があると言えます。
最重要と言っても過言ではない「硫酸基の結合含量」と「精製純度」が明白でない場合、何かしら理由があると考えた方が無難と言えます。
もしくはそれに代わるメリットが売りの商品もあるのかもしれません。
いずれにしても「硫酸基」と「精製純度」についてはフコイダン配合サプリを選ぶ上で超重要な項目ですので、疑問を感じた場合は直接でも製造元に確認すべきです。
そこでわかりやすく説明があれば安心して選ぶことができます。
疑問が解消されるまでは、いったん保留するくらいの余裕をもって製品選びをすることをおすすめします。

フコイダンの効果に必要な「硫酸基」と「精製純度」

繰り返しになりますがフコイダン配合サプリを選ぶ上で「硫酸基の結合含量13%」と「高純度85%以上の精製純度」は超重要です。
成分上の最高な条件とは
「硫酸基の結合含量13%を形成したフコイダンの精製純度が85%以上であること」
です。
そしてそのフコイダンが成分量として製品にどのくらい含有されているのか?という具合に考えると選びやすくなります。
判断基準のひとつとしてお役立て頂けると幸いです。
⑥フコイダンとは?理解を深めながらサプリの効果を高める方法【7選】