フコイダンの効果を高める秘訣【7選】

フコイダン配合サプリ、モズク由来をおすすめする理由2【安全性】

フコイダン配合サプリ、モズク由来をおすすめする理由2【安全性】

フコイダン配合サプリを選ぶときの判断材料として「成分・産地・原料」を順に解説しています。
この章では前回に引き続き「原料」について解説します。
今回のテーマは「原料の安全性」です。

フコイダン製品を選ぶのが難しいと感じている一般の人のために、判断基準がブレやすい要因を紐解きながらやさしく解説しています。

フコイダン配合サプリ、モズク由来をおすすめする理由2【安全性】

2つめはモズクが最も「安全性」が高いという理由です。
フコイダンに関する原料の安全性について話を進めていきます。

フコイダンはモズク由来をおすすめする理由

モズク由来をおすすめする1つめの理由は「モズクに含まれるフコイダン量が最も多い」という内容でした。
(③で解説しています)
③フコイダン配合サプリ、モズク由来をおすすめする理由【原料比較】

原料の安全性が高いのはモズク由来

原料に注目するとモズク由来が安全性としては高いです。
その理由のひとつがモズクはヨード(ヨウ素)をほとんど含んでいないという特徴です。
さらに生育環境を考えると海の綺麗なトンガ王国産の天然モズクが最も安全性が高いと言えます。
それは世界的に有数の綺麗な海で汚染がなく重金属類の有害物質が検出されていないからです。
(②で解説したとおり)
また海藻類は生育環境の水質によって、ヒ素など有害物質を含有しやすいです。
そのため製品化に際しては有害物質などを除去して品質管理を徹底されている製品を選ぶことで、安全性はさらに高くなると言えます。

安全性の比較

海藻などにはヨード(ヨウ素)が含まれていますが、モズクにはほとんど含まれていません。
ヒ素など有害物質については原料の産地に影響を受けますので、最も綺麗な水質を誇る海域に位置するトンガ王国産のモズクが最も安全です。
どの原料でも産地であっても、製品化される段階で不純物など除去されているかは見極める大切なポイントと言えます。

モズク由来
ヨード(ヨウ素)が微量または含んでいない

トンガ王国産天然モズク由来
ヨード(ヨウ素)が微量または含んでいない
重金属類の有害物質がない

コンブ、ワカメ由来
ヨード(ヨウ素)を多く含む

ヨード(ヨウ素)について

日常生活では気にしなくて大丈夫なレベルの話ですが、ヨード(ヨウ素)の摂取量についての解説です。

フコイダンの原料となる海藻類はヨード(ヨウ素)を含む特性があります。
ヨードとはヨウ素のことで、海藻など海に生息する植物に含まれており、甲状腺ホルモンの主原料でもあります。
モズクはわずかに含む程度ですが、コンブやひじきは最も多くヨード(ヨウ素)を含んでおり、わかめ、海苔と続きます。
新陳代謝促進をする働きや子供にとっては成長ホルモンを促進する役目であるため必要なものです。

問題はその摂取量です。

身体にとって必要とされる甲状腺ホルモンとはいえ、そのために必要なヨード(ヨウ素)の推奨量はほんのわずか(1日:0.13mg)とされています。
このヨード(ヨウ素)、うがい薬やヨード卵などで馴染みがありますが日本人は多く摂取する傾向にあります。
理由は日本の食文化にあります。
魚や海藻、出汁などを好むため諸外国より多く食する習慣が根付いているためです。 必要最低限のヨウ素は日常的に摂取しているので不足することはない、と考えられているため過剰摂取を懸念する見方があるのは事実です。

特にヨード制限のある方は摂取量を気にする必要性があるので、僅かながらでも含有している食品や製品を食する場合は医師に相談した方が良いのは確かです。
またヨード(ヨウ素)は放射線を吸収する性質があることから、原発事故以来は日本でも関心が高まりました。
放射性物質の心配を避ける意味でも原料にこだわることで安全性が高まる、と言えます。

モズク由来:安心(検出なし、または微量しか含まれていない)
メカブ、コンブ由来:要注意(ヨードを多く含む場合がある)

日本人: 海藻を好む=世界で一番ヨウ素を摂取しやすい国
検査、治療目的のヨウ素制限があることも

制限: 甲状腺に異常があると海藻摂取制限がある
日本人は推奨量よりも多く摂っていはいる/耐用上限量は超えていない(これ以上摂るべきではない量は超えていないという意味)
つまり一般的には日常生活で気にしなくて大丈夫なレベルの話
メモ: 食生活とヨウ素、甲状腺がん発生との因果関係は未知である部分がおおい

フコイダンの安全性を考える上で大切なこと

原料が徹底的な管理状況であっても、フコイダン以外の成分や不純物が混ざっているのは自然なことです。
とはいえ、健康志向でリテラシーか高い人ほど原料に関心を持つ方も少なくないはずです。
ここまでの解説の中で「成分・産地・原料」を振り返ると、最も安全性が高いのはモズク由来で、その中でもトンガ王国産天然モズクが安心できると言えます。
しかしこの結論に注目しすぎて忘れてはならないことをもう一度おさらいします。

「硫酸基の結合含量13%を形成したフコイダンの精製純度が85%以上であること」
その上で、フコイダンが成分量として製品にどのくらい含有されているのか?
という判断基準を忘れてはなりません。

より安全性の高い原料を考えたときはモズク由来が低リスクで特にトンガ王国産天然モズク由来をおすすめしますが、原理原則を踏まえた上での製品選びこそが最重要なことです。

モズク由来をおすすめする理由まとめ
  • モズク由来はトンガ王国産天然モズクもオキナワモズクも生育環境が良い
  • 他の原料よりフコイダン含有量が多い
  • ヨード(ヨウ素)をほとんど含んでいない
  • トンガ王国産天然モズクならフコイダン含有量が最も多い
  • トンガ王国産は極めて綺麗な海で育ったので汚染されていない

原料を比較しつつ「安全性」についての解説でした。

⑥フコイダンとは?理解を深めながらサプリの効果を高める方法【7選】